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ビザ(査証) ~ パスポートと航空券があればなんとかなる、とも限りません

      2016/04/22

ビザ(査証)とは

海外出張に出かけるには、まずはパスポートが必須です。そして、もうひとつ絶対に忘れてはいけないのが、ビザの取得です。

海外出張が決まった際には、総務の方に「そういえば、ビザって申請しました?」と聞かれることがあるかも知れませんが、「あぁ、(クレジットカードなら)もってますよ」と気軽に答えてしまっては危険です。あとあと、渡航先で入国できずに泣きを見ることになるかも知れません。

ビザと言っても、クレジットカードのことではありません。パスポートが「日本国政府があなたの身元を保証する」書類だとすると、ビザ(査証)とは「渡航先の政府があなたの入国を推薦する」書類にあたります。つまり、日本人がアメリカへ行く際には、日本国政府が発行するパスポートと、アメリカ政府が発行するビザ(査証)の両方を携帯する必要があるのです。

 

ビザ(査証)は絶対に必要か

それでは、ビザ(査証)がなければ絶対に渡航先へ入国できないか、というと、そういうものでもなく、日本国政府は多くの国との間に、ビザウェーバー(査証免除)の取り決めがあるので、国によっては短期間の観光や業務出張・商用などの場合は特にビザがなくても入国・滞在が可能となる場合も多いです。だからこそ、日本のパスポートは盗難の対象として人気が高い、とも言われれる所以です。

ただし、ビザ(査証)があれば、必ず入国できるとも限らないのが、さらにややこしいところです。ビザ(査証)の位置づけとして、渡航先政府の推薦状でしかないため、最終的な入国可否の決定は、相手国の国境での入国審査官の判断に委ねられています。飛行機を降りた後で、長い行列待ちのあとで、渡航の目的とか、どんな仕事をしているか、とかいろいろ質問されるあれです。

どうせ形だけの質問だろう、とか舐めてかかると意外に危ないです。特に、近年はテロ対策強化のためか、厳しくなっている感じがします。eitarouの上司は、ビザ(査証)の申請項目の入力に誤りがあったとかで、アメリカに入国できずそのまま帰国させられたことがあるそうですし、私自身も仕事の都合で頻繁に入出国を繰り返していた際は、入国審査官の態度がめちゃくちゃ厳しくて冷や汗をかいたことがあります。

 

 

主要国のビザ(査証)の注意点

国によっては、帰りの航空券がない場合やパスポートの有効期間が規定以上ないと入国を拒否されることもありますし、相手国の法改正で予告なく規制が変更されたりすることがあるので、パスポートと同じくらいの重要度と思って、日本国内にある渡航先国の大使館・総領事館のホームページなどで最新情報をしっかり調べて対処する必要があります。

ちなみに、日本人が良く出張に出かける地域で、特に以下のあたりは注意したておいた方がよさそうです。

  • アメリカ: 90日以内の短期滞在の場合、電子渡航認証システム(ESTA)で事前に登録しておく必要があります
  • オーストラリア: 90日以内の短期滞在の場合、電子渡航認証システム(ETA)で事前に登録しておく必要があります
  • 欧州: シェンゲン地域(英国を除くEU加盟国くらいの感じです)でのビザなしでの滞在日数は、「あらゆる180日の期間内で最大90日間」までしか認められません(各国単位ではなくて、シェンゲン地域全体で滞在日数がカウントされます)

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