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飛行機内での乾燥対策とエコノミークラス症候群の予防

      2016/11/14

飛行機のなかは真冬の空気と同じくらい乾燥している

長時間の飛行機で苦手なものは、騒音・気圧の変化・座席の窮屈さ、といろいろとありますが、私にとって最もつらいのは「乾燥」です。

飛行機は、高度1万メートルを飛行しますが、この際の外気はマイナス30~50度にまで低下するため、機内の温度は、エンジンの熱を利用して人間が快適に過ごせるプラス25度くらいの温度に調節しています。

そして、内外温度差が大きくなるとあらわれ現象が、冬の窓ガラスによくみられる「結露」です。

金属の部品が多く使われる飛行機にとって結露は大敵で、サビによる機体の強度低下など、重大な事故に繋がる可能性があります。このため、飛行機の機内は結露を防止するために、常時、湿度10~20%の状態を保たれており、これは砂漠と同じくらいの乾燥状態に相当するそうです。

砂漠と言われてもピンとこないかも知れませんが、日常生活で望ましいと言われている部屋の湿度がおおむね50~60%であるのに対して、東京の冬の非常に乾燥している日が10~20%であると聞けば、イメージが湧くのではないでしょうか。

 

極度に乾燥していると人間の体はどうなるか?

最近では、腐食耐性にすぐれた炭素繊維素材を使用したB787が就航するなど、今後、機内での乾燥問題はだんだんと改善していく感じもありますが、それでも機内の湿度は25%とのこと。長時間のフライトではまだまだ頭(のど)の痛い状態が続きそうです。

乾燥に対する耐性は個人差があるようですが、私の場合は、まず「のどの粘膜」がやられます。のどの粘膜は外界からのバリア機能を果たしており、インフルエンザや風邪のウィルスの侵入を防いでいますが、これが機能しなくなることにより体調を崩しやすくなります。

そして、40歳を過ぎて特に実感として感じるようになったのが、「肌」の乾燥です。乾燥して、目的地に着くころには、手の甲も顔もパサパサです。もともと乾燥肌というよりも、どちらかというと脂性で悩んでいたのですが、歳をとるにつれて、ひたいは油っぽいのに、目や口のまわりはカサカサという不思議な状態になってしまいます。

さらに、幸いなことに私は経験したことがありませんが、乾燥と併せて、長時間の足の運動不足で発症しやすくなるのが、「エコノミークラス症候群」。足の静脈に出来た血の固まりが、循環して肺の血管に詰まる病気で、急に息苦しくなったり、胸の痛みを覚えて失神したり、最悪の場合は命にかかわることすらあります。

 

私の乾燥対策とおすすめの便利グッズ

 

ぬれマスク・保湿マスク

冬の通勤電車の中は、風邪予防・乾燥対策のために、マスクをしているひとの割合が非常に高いですよね。風邪の細菌やウィルスはマスクのガーゼや不織布よりも、非常に小さいため、マスク自体が細菌やウィルスを防げるわけではないようですが、マスクをしていると呼吸に含まれている湿気が口の周りから逃げないため、気管支や花の中での細菌やウィルスの繁殖を防ぐ効果があります。

普通のマスクでも効果は高いですが、最近だとぬれマスク・保湿マスクという名前で、あらかじめ、水分を含ませたマスクも販売されていますので、是非、試してみてほしいと思います。飛行機の中も、もちろん快適に過ごせるようになるのですが、私のおすすめは、乾燥したホテルの部屋でこのマスクを着けたまま寝ること。

いままで、バスタブにお湯を張ってみたり、ぬれたバスタオルを枕元に干して寝たり、携帯加湿器を持ち込んだりといろいろ試行錯誤してきましたが、マスクをして寝るのが一番、手軽で効果的な乾燥対策でした。

なお、念のため、欧米での国内・地域フライトや電車やバス等の公共交通機関にのる際には、マスクは止めておいた方が無難です。アメリカ人・ヨーロッパ人はそもそもマスクをしているひとがほとんどいないので(乾燥に強い体質なのか?)、マスクをしているとよっぽど危険なウィルスを持っているのか、テロリスト等の不審者なのか、と奇異な目で見られかねません。マスクの替りにアメを舐めるなどの対策をした方が良いと思います。

 

保湿クリーム

女性にとっては飛行機に乗る際の肌の保湿は常識なのかもしれませんが、これまで特にスキンケアとか考えたことがなかった自分にとっては、数年前、たまたま乗った飛行機の機内で配られたドクターシーラボのサンプル品(アクアコラーゲンゲル、というやつ)を使ったときの感覚は、衝撃でした。

長時間のフライトの後でも肌がパサパサしていない。いや、寧ろしっとりしている。そして、なんかわからんけど、敢えて言うなら、顔が楽(らく)。

その経験をしてからは、飛行機に乗る際には、化粧水と保湿クリームが一緒になった「オールインワンゲル」を持ち込みするようにしています。最初のころは、「男のくせに化粧品か」、みたいな気恥ずかしさもあったのですが、周囲もべつに気にしてないし、男性用のブランドを選べば恥ずかしさも軽減されますよ。是非、お試しを。

なお、液体物は、100ml(かつ、100g)以下の容器で、容量1リットル以下のジッパーのついた透明プラスチックの袋(ジップロック)に入れて、個別に手荷物検査を受けないと機内持ち込みできませんのでご注意ください。しっかり準備しておかないと、そこそこ良い値段する化粧品を、手荷物検査場で泣く泣く廃棄するはめになりますので。

メンズのカテゴリーが充実してます。容量が明記してあるので選びやすい↓

着圧ソックス

エコノミークラス症候群の予防には、こまめな水分補給と、定期的に席を立ってトイレの前の空間などでふくらはぎを動かす運動をすると効果があるようですが、便利グッズとしても、適度な圧力をかけて血流を良くする着圧ソックスがあります。

慣れないうちは煩わしく感じる「ロングホーズ」ですが、慣れてくるとふくらはぎをしっかりホールドしてくれる感じが心地よくなります。また、スーツをきちんと着こなすという意味でも、ソックスがずり落ちてだらしなく見えたり、足を組んだ際にすね毛が見えてしまう、といった事故(?)を防いでくれるという点で出張に最適な靴下です。

 

 

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