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海外ホテルの格付け ~ ホテルのグレードは何を基準に判断するか?

      2016/09/09

ホテルのグレードは何を基準に判断するか?

海外出張で、どんなホテルに宿泊するかは、なかなか難しい判断です。多くの方がまずは宿泊費にかけられる予算からホテルを検索して絞り込むと思いますが、それでも都市部ではまだまだ数多くの候補が残っているでしょうから、ここからさらに候補を絞り込んでいくことになると思います。

そこで、予算以外にホテルを選ぶ際に参考となる基準のひとつとして、ホテルの格を決める有名な「星」についてご紹介します。

欧米のホテルは、クオリティやサービス内容、およびレストラン、プール、ジムといった設備などを総合的に評価して、その結果を「星の数」で格付けされており、星の数が多いほど高級なホテルということになります。このホテルの格付けは「星の数」で評価されていることが多いため、一般的にスターレートと呼ばれています。

そして、格付け評価は、ミシュランや各国の観光局などの第三者組織が行っています。違う言い方をすれば、星の数のつけ方について、全世界共通の基準があるわけではなく、各格付け機関が、独自の基準に基づいて格付けを公表しているので注意が必要です。

このため、あくまで星の数の評価は目安でしかありませんし、ホテルのグレードと部屋のグレードが一致するわけでもないので、例えば、海外出張なら星3つくらいかなぁと思って泊まったら、スーツケースが広げられないほど部屋が狭いなんてこともありえます。

 

格付け機関はどんなところ?各機関の星の基準は?

格付け機関で有名なのは、ヨーロッパではフランスのタイヤメーカーであるミシュラン社(ミシュランガイド社)、アメリカでは全米自動車協会(AAA)です。いずれも自動車関連の会社がホテル格付けをすることに不思議な感じもしますが、もともは自動車での旅行者向けの情報提供という形ではじまったようですね。

ミシュランでは、星1~3つで、施設の伝統文化なども含めた快適さを主に評価項目としており、AAAはダイヤモンド1~5つの評価で、基準となるのは清潔さや安全性、メンテナンスの良し悪しに加えて家具やアメニティの質、サービスの良し悪しなど細かな基準が定められています。

他に、フランスでは政府も格付けを制度化しています。親切で丁寧なおもてなし、快適なサービスの提供と正確な情報の伝達、サービスの標準化と顧客満足度の管理、ハンディーキャッパーへの配慮および施設、環境問題と持続可能な開発への貢献の方針に加え、義務事項とオプションでもよい事項合わせて246項目で審査します。

イギリスでは観光局や自動車協会が、中国やロシアでは主に国が格付けしています。多くの機関では、1つ星から順に設備の充実度が上がっていき、3つ星あたりからサービス内容によって星の数が決められていきます。

イタリアでも、政府観光局がホテル格付けを提供していますが、こちらは長年評価の見直しがされておらず、あまりあてにならないことで有名なようです。

また、ニュージランドでは公式格付け機関としてクォールマーク・ニュージーランドがあります。宿泊施設をバックパッカー向けの安価宿泊所から最高級ホテルまでタイプ別にカテゴライズして、それぞれに評価基準が定めています。

 

1つ星~5つ星のそれぞれのイメージはだいたいこんな感じ

5つ星ホテル

世界的に有名な一流ホテルチェーンのほとんどが5つ星です。立地は、大都市のダウンタウンから郊外、リゾートまで様々ですが、どこもサービスやファシリティともにハイレベルな高級ホテルです。ホテルのロビーは豪華で、客室はスタイリッシュなインテリアと上質なリネンでまとめられています。アメニティも充実しており、レストランが複数あります。サービスは徹底した個人サービスを提供します。

4つ星ホテル

ほとんどが大型のフォーマルなホテルで、洗練されたレセプション、フロントがあります。多くの場合、ホテルは同グレードの他のホテルに近接しており、近くにはショッピング施設、レストラン、アトラクションがあり観光にとても向いています。カスタマーサービスも優れており、 通常、レストランでの食事が可能で、複数のレストランがある場合があります。ルームサービス、パーキング、フィットネスセンター、プールなども完備しています。

3つ星ホテル

世界的なホテルチェーンと地域系ホテルが混在するランクになります。通常、ロビーや客室の設備は充分な水準です。ベーシックな調度品が整っていて、立地的にもビジネスエリアに近く交通のアクセスの便利な地域が多いです。ルームサービスを利用できるかどうかは、ホテルによって異なります。

2つ星ホテル

中小ホテルチェーンや個人経営の比較的小規模なホテルが多いです。多くのホテルが 2 ~ 4 階建てで、エントランスやフロントは狭く、プライベート空間に重点がおかれアットホームな雰囲気ですが客室は清潔です。ホテル内にレストランがあるところは少なく、近くのレストランか朝食のみを食堂でとるシステムのホテルがほとんどです。

1つ星ホテル

通常は独立系のチェーンや個人が経営するホテルのランクでで、インやロッジタイプがほとんどです。基本的なサービスや設備はありますが、郊外型ロッジスタイルのホテルが多く、広い駐車場が完備されている場合が多です。ベッドルームの設備には電話とテレビが含まれています。一部のホテルでは限定的なレストランサービスが提供されることもありますが、通常はルームサービスは利用できません。

 

旅行会社の評価や、ホテル検索サービスのレビューの方が信頼できる?

ホテル格付けに関しては、旅行会社やWebのホテル検索サービスも提供しており、実際に利用した旅行者の評価が反映される余地があることを考慮すると、こちらのほうが信頼できると言えそうです。

例えば、エイチ・アイ・エスは低いほうからスタンダード→デラックス→スーペリア、で、スーペリアが一番良いランク。ジェーティービーは低いほうからBグレード→Aグレード→Lグレードで、Lグレードが一番良い、と言った具合です。

Webのホテル検索サービスとして、有名サイトでは、TripAdvisor (トリップアドバイザー)エクスペディアなどがあります。

ホテルズドットコムBooking.com、なども日本でもだんだんと知名度があがってきています。

どのサイトでも各サイトの提供する星評価のほかに、利用客の口コミやレビュー、写真もあわせて投稿されているので、これらを総合的に参考としながらホテルを予約することができるので、より安心感があります。

ただし、投稿記事がチェックされておりホテルにあまりに不利になる投稿は削除されていたり、口コミを投稿することでポイントにつながるため、ポイント獲得のためだけに本当は宿泊していないのに適当な投稿をされたり、という可能性がある点には注意をする必要があります。

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