海外出張の体験談 ~ ドイツ・ベルリン
年齢・性別
40代・男性
これまでの海外出張の「経験」
はじめて
「職業」と、今回の海外出張の「目的」、「滞在期間」、「同行者」
職業:ITエンジニア 目的:新システム実装のためにドイツ本国のエンジニアとの打ち合わせ
滞在期間:一週間
同行者:同僚・上司と一緒
仕事をすすめるうえで、文化の違いなどで、苦労したこと、失敗したこと、反省点など
自身は英語が得意ではあるが全くドイツ語ができない。しかしこれまで来日していたドイツのエンジニアは英語が堪能だったので本国でも問題ないだろうと思ったが意外に英語ができる人とできない人の差が大きかった。英語だけでは完全に意思疎通することは難しくドイツ語も多少は学んできておかなければならなかったと思った。
ドイツ人同士で話している時は当然ドイツ語になってしまうので周りが何を話しているのか検討もつかない。会話に参加できないと発言権もないに等しいので通訳してもらうまで何の話題かもわからないのはもどかしかった。
時には全く自分には関係のないミーティングに何時間も出ていて最後の方に説明してもらうと全く無関係とわかったので大幅に時間をムダにしてしまい周りの同僚も含めて残念な気分になった。自分は英語ができたのでまだ楽な面もあったが英語も苦手な同僚はさらに簡単なコミュニケーションもとれなくて自分がその分カバーするのが負担だった。
仕事以外の場面で、楽しかったこと、苦労したことなど
平日は遅くまで作業だったが土日を挟んでの出張だったので土日は自由時間で観光ができた。歴史ある街なので観光スポットには事欠かなかった。ブランデンブルク門は昔から見たかったので見ることができてよかった。
しかし出張に行ったのは1月でベルリンはかなり寒い時期。町中を徒歩移動したがあまりの寒さに後日風邪をひいてしまった。風邪薬を持参してはいたがすぐになくなり医者に行くことにしたが病院などわからずにいたら会社が出張医者を呼んでくれてた。しかしその人はドイツ語しか話せず全く何を言ってるのかわからなかった。
こちらは英語しかできないので互いに身振り手振りで症状を伝えてとりあえず風邪薬はもらえた。日曜日には風邪薬や熱を出してシャツの着替え等が必要だったので買い物に出かけたのだがドイツでは多くの商店が日曜は休みであった。これを事前に知らなかったのでかなり苦労した。とにかく目当てのものは日曜日には何も手に入らなかった。
海外出張に際して、日本からもってきて便利だったもの、なくて困ったもの
風邪をひいてしまったのでやはり風邪薬は持ってきておいてよかったなと思いました。なかなか手に入らない事態になるのならもっと多めに持って行けばよかったと思ったくらいでした。
海外出張は初めてでしたがアメリカ滞在経験は長かったので基本旅行時には着替えは現地調達にして荷物を少なめにする習慣がついていました。アメリカだと量販店やらドラッグストアでシャツとかパンツくらい簡単に買えるので。しかしドイツではコンビニはあまりないしスーパー的な店もあまり見つからず。たかが着替えくらいに思っていたらちょっと電車に乗って離れたところまで買いにいかないといけませんでした。
ベルリンの東側だったというのもあったかもしれませんが買い物はすごく不便だったのであまり現地調達に期待せずに日本から必要なものは全部持ってきたほうがよかったと思いました。ホテルに滞在しましたがアメニティ的なものはほぼなかったのでこれらも日本から持ってくるべきでした。