海外出張の体験談 ~ 中国・大連
「年齢」、「性別」
40代・男性
これまでの海外出張の「経験」
頻繁にある
「職業」と、今回の海外出張の「目的」、「滞在期間」、「同行者」
職業は会社員です
海外出張の目的はシルク工場視察
滞在期間は5日間
同行者なし(現地ではエージェント有り)
仕事をすすめるうえで、文化の違いなどで、苦労したこと、失敗したこと、反省点など
中国自体は何回も行っているのですが、大連市は初めて。
普段は南の地域ばかりでしたので、仕事とはいえ、楽しみで行ってきました。
個人的な感覚ですが、中国の南の地域に人々がおおらかな性格で、のんびりしている人が多い印象の反面、大連の方はせっかちの印象があります。
商談のあてのアポイントメントをとっても、南の地域の方々は遅刻しても全く問題ない顔でいるのに対して、大連の人はしっかり時間に居るのですよね。当然といえば当然なのですが、少し驚きました。
この地域、日本人のビジネスマンが多いことも影響しているのかもしれませんね。
今回、シルク布の買い付けを検討するためにハルピンと大連に行ったのですが、気温は低いです。工場のみならず、事務所についても寒いのですよね。現地の方ですと、これで慣れているのかもしれませんが、日本から行った私としてはきつかったです。
ただ、仕事は想像以上にはかどりました。やはり、時間正確に動くことは重要ですね。
仕事以外の場面で、楽しかったこと、苦労したことなど
大連といえば、かつて第二次世界大戦の時、日本が建国した「満州国」の玄関口だった街ですので、その歴史に触れる事が出来るのかもと思いましたが、ほとんどないです。
むしろ、歴史建造物は観光地になっている感じがしました。
そして、食事。全く南の福建省とは違いました。
現地の方が、魚が美味しいと出してきたのですが、どう見ても鮭なのです。
しかも、揚げてあるのですが、泥臭い。
中国の海みたいな川で釣れる魚ですからしょうがないかもしれませんけど、日本人には合いませんね。しかも食べなくてはならず無理して食べました。ナマズを食べている感覚でした。そして、気を取り直して、北京ダックだったら問題ないだろうと、リクエストしたのですが、北京ダックもその地域によって違いますよね。
ダックを丸ごと料理人がテーブルの横に持ってきて、目の前でダックをさばいてくれました。その迫力はなかなかすごかったです。そしてその焼き立てを皮、肉に分けて皿に持ってくれ、自分で甘味噌を春餅に塗り、ネギやキュウリを巻いて食べると、その味はもう絶品でした。 これはむしろ大連の方が美味しかったです。
海外出張に際して、日本からもってきて便利だったもの、なくて困ったもの
中国に行くときに持っていくものとして、一般的にはマスクっていう人がおおいかと思いますけど、当然私も持っていきました。一番高級なマスクを持っていきました。
でも、実はほとんどマスクをしている人なんていないのですよね。
マスク以上に私が持っていて役に立ったのが目薬。
やはり、こまかい埃がありますよね。車も多いので、排気ガスがすごい事もありますが、
これって黄砂もあるのかなと思います。
常に目が乾き、しょぼしょぼする状態でしたので、1日に何回も目薬を差していました。
あと、もう一つがのどすっきりの為に龍角散。
マスクをしていてもどうしても、喉がいまいちつかえる状態が続いており、すっきり感がでないです。ですので、絶えず龍角散を舐めていました。
確かに飴ですから、それで、口の中が綺麗になっているわけでもないですし、この細かい埃が体内に入っていると思うと本当は嫌ですよね。でも、その場では役に立ちます。
これらのものは現地で購入するより、やはり日本から持って行った方が役立ちました。